社会的インパクト・マネジメントとは

「社会的インパクト・マネジメント」は、”事業運営により得られた事業の社会的な効果や価値に関する情報にもとづいた事業改善や意思決定を行い、社会的インパクトの向上*を志向するマネジメント”と定義されています。 *「社会的インパクトの向上」には、事業や取り組みによって質的・量的に正のインパクトを向上させること、負のインパクトを低減させることの両方が必要です。 社会的インパクト・マネジメントの実践は、以下を目的にしています。

  1. 事業者の学びによる事業改善の促進
  2. ステークホルダーの意思決定や事業改善のプロセスへの参加
  3. 社会課題解決と社会価値創造、そのための知見の蓄積

社会的インパクト・マネジメントは「インパクト・マネジメント・サイクル」を回し、そこに評価の諸作業を組み込むことで、実践が可能になると考えます。インパクト・マネジメント・サイクルは、事業を運営する際のマネジメント・サイクルの一種で、4つのステージとそれを支える1つの要素から構成されます。

  • ステージ1:「計画」
  • ステージ2:「計画」
  • ステージ3:「効果の把握」
  • ステージ4:「報告・活用」
  • すべてのステージを支える要素:「組織文化・ガバナンス」
社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブの図表
参照元:社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ(Social Impact Management Initiative)

インパクト・マネジメント・ラボとは

インパクト・マネジメント・ラボでは、「社会的インパクト・マネジメント」の実践や研究、普及活動を通して、社会の課題解決や新たな価値創造をおこないます。 「社会的インパクト・マネジメント/評価」や「プログラム評価(事業評価)」の実践やコンサルティングのみならず、研修・セミナーなどの人材育成、調査研究活動などを通して、「社会的インパクト・マネジメント」の知の蓄積と担い手の育成をおこない、社会に貢献していきます。

社会的インパクト・マネジメント/評価に関するコンサルティング

NPO/NGO、企業、行政などの事業実施主体に対して、「社会的インパクト・マネジメント」や「社会的インパクト評価」、「事業評価」に関するコンサルティングや伴走支援(伴走評価)をおこないます。社会的インパクトの測定にとどまらず、事業が向き合う問題構造の整理や解決のためのセオリーづくり、事業が生み出す価値や成果を高めるための各種支援、マネジメントシステムへの組み込みなど、幅広く対応します。

人材育成/研修

事業者(NPOや企業)や伴走支援者に対して、「社会的インパクト・マネジメント/評価」や「プログラム評価」、「発展的評価(Developmental Evaluation)」に関する研修やセミナー、ワークショップなどを行なっています。また組織内のオーダーメイド研修開催のご要望なども承ります。

調査研究・執筆・講演

国内外における「社会的インパクト・マネジメント」や「社会的インパクト評価」の実践、有識者とのネットワークやナレッジの蓄積をもとに、ツールやフレームワークの開発、事例の収集、情報発信などを幅広くおこないます。

その他

日本で社会的インパクト・マネジメントを推進する産学官民連携の取り組み「社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ(Social Impact Management Initiative:SIMI)」の共同事務局として運営に参画しています。