ソーシャルセクターのための事業マネジメント実践ガイド

混沌から「チームの道」を見出し、社会的インパクトを創出する

本書の紹介

本書は、社会課題の解決に取り組む人たちに向けた「実践的な事業マネジメント」のガイドです。

ソーシャルセクターの活動の現場で起きているリアルな悩みに寄り添いながら、日々の意思決定や改善に役立つ考え方をまとめています。

現場では、こんな難しさに直面することが少なくありません。
・成果を求められるが、何をもって成果とするかが曖昧
・関係者ごとに期待や価値観が異なる
・正解がなく、試行錯誤が続く

本書は、こうした状況を前提にしながら、次のような視点を提示します。
・評価を「報告のため」ではなく「学びと改善のため」に使う
・試行錯誤の質を高める
・多様な関係者と対話しながら進める

また、フレームワークや事例の紹介にとどまらず、
チームでの意思決定や学習のプロセス、価値観のすり合わせといった、
日々の実践の中で見えにくいポイントも丁寧に言語化しています。

複雑で答えのない現場に向き合う人にとって、
「どう進めばいいのか」を考えるヒントが得られる一冊です。

署名 ソーシャルセクターのための事業マネジメント実践ガイド
――混沌から「チームの道」を見出し、社会的インパクトを創出する
著者 土岐三輪/一般社団法人インパクト・マネジメント・ラボ
発売日 2026年5月3日
価格 3,800円(税込み4,180円)
形式 紙書籍/電子書籍
サイズ A5(21 x 14.8 x 3 cm)・504ページ
出版社 英治出版

 

こんな人に本書をおススメします

現場で事業を担っているチームのメンバー

  • 活動の実践的なガイドになる

  • 言語化・可視化で本質をつかめる

  • チームの共通認識を育める

事業を形式知化したり、広く展開したい方

  • 暗黙知を共有しやすくなる

  • 活動の整理と改善につながる

  • 他地域への展開の土台ができる

事業をサポートする中間支援者・資金提供者

  • 活動のことを深く理解できる

  • 全体像を掴んで対話しやすくなる

  • 現場目線で伴走できる

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しばらくお待ちください。

本書に関するご質問

現場に携わる方へ向けて、活動を進めるための視点とプロセスを示しています。
具体的な手法やフレームワーク、さらに「なぜこの活動を行うのか」「誰のために何をするのか」といった根本に立ち返る問いを挙げており、活動を見直すきっかけになります。

事業に正解はなく、チームで話し合いながら道を見出していくことが重要です。
事業の全体像を大まかに掴みながらも、実際の現場でどのように考え、判断し、進めていくのか、本書がガイドの役割を果たします。

巻末にフレームワークの作り方やフィールド調査の手順を示しており、チームで実際に作業しながら思考を深めることができます。

はい、専門知識がなくても読み進められるよう、できるだけ平易な言葉を用いています。
PDCAサイクルという馴染みのある方法論をベースに、現場でどのように活動を進めていけばよいのかを、具体的な作業を上げながら紹介しています。

一方で、より専門的な内容はコラムとしてまとめており、はじめは読み飛ばしても構いません。実践を重ねる中で新たな気づきを得られる構成になっています。

資金は重要ですが、「ないと始められない」わけではありません。
できることも多くあるため、まずはチームで集まり、話し合いを始めてみてください。

限られたリソースの中で何を優先し、どのように小さく試していくか、という考え方も本書で触れています。

あわせて、周囲との関係性を築きながら支援や資金を得たり、仲間を広げていくプロセスも紹介しています。

主に、対人支援や社会課題の解決を目的とした事業や活動を想定しています。
特定の分野には限定しておらず、福祉・教育・まちづくりなど、多様な領域に応用できる内容です。

「誰かの困りごとをなんとかしたい」「社会をより良くしたい」という思いから始まる活動であれば、規模を問わず活用いただけます。

個人・組織のどちらの立場でも活用いただけます。

活動や取り組みの中で感じる違和感や迷いに対して、本書の問いが思考を整理する支えになります。

また、チームで読むことで共通言語が育まれ、対話が促されます。

一人で深めることも、誰かと共有することにも役立ちます。

事業マネジメントの全体を掲載しているため、通読にはある程度の時間がかかります。
章ごとに独立した構成としており、見出しを追うだけでも事業の全体像をつかめます。

気になるテーマから読む、現場の課題に応じて参照するなど、ご関心に合わせて実践ガイドとして活用いただけます。

はい。現場でチームは何が求められるのか、どのような葛藤や意思決定に直面するのかを具体的に描います。
その際に有用なツールや問いを挙げており、伴走支援や関わり方の手がかりになります。

事業評価や資金配分を考える際にも、「現場にとって意味のある支援とは何か」を捉え直すヒントになります。

ご感想・ご質問・ご相談はこちら

本書『ソーシャルセクターのための事業マネジメント実践ガイド――混沌から「チームの道」を見出し、社会的インパクトを創出する』をお読みいただき、ありがとうございます。

ご感想やご質問、ご相談など、どのような内容でもお気軽にお寄せください。 

本書は、現場での試行錯誤や先人の智慧から生まれたものです。
読者の皆さまの気づきや問いもまた、事業マネジメントの幅を広げる大切な手がかりであり、皆さまの声が、これから本書を手に取る方や、実践に取り組む方のヒントになります。
ぜひ率直なお声をお聞かせください。

なお、お寄せいただいた内容は、個人が特定されない形に編集・加工したうえで、ウェブサイトやSNS等で紹介させていただく場合があります。

著者の紹介

土岐三輪の写真

土岐三輪(とき・みわ)
一般社団法人インパクト・マネジメント・ラボ共同代表/ソーシャルフリーランス
東京生まれ。2005年、東京農工大学農学部環境資源科学科卒。大学では環境問題を専攻し、「地球にやさしい」を定量化するライフサイクルアセスメントを学ぶ。ITコンサルティング企業を経て、環境系ベンチャーにて環境・省エネ・CSRのコンサルティングに携わる。2011年の東日本大震災を機に国際NGOピースウィンズ・ジャパンへ移り、地域経済の復興支援に取り組む。2013年から国際協力NPO国境なき子どもたちにて3年間、バングラデシュ農村部における女性の収入創出事業に従事。2016年に帰国後、社会的投資のARUN、社会起業家の伴走支援を行うSVP東京を経て、2019年6月に独立。仲間と共に立ち上げた一般社団法人インパクト・マネジメント・ラボでは、2021年より共同代表を務める。社会的インパクトを軸とした事業伴走や事業マネジメントの支援を手掛ける。2017年、グロービス経営大学院修了(MBA)。

一般社団法人インパクト・マネジメント・ラボ(IML)
国内で社会的インパクト・マネジメントを広く推進し、その概念や手法自体を深掘り、さらに進化させることによって、社会的課題の解決や新たな社会的価値の創造を加速することを目指すために、多様な経験や専門性、想いを持つ人たちが集まることのできるラボとして、2020 年に設立。